NPO法人風の村学舎は、農業法人風の村の社会貢献事業を実施する為に設立されました。
農業、陶芸、食という環境で未来を担う子ども達の自然と共に生きる価値を育もうと、約20年以上の(法人としては2016年以降)社会貢献活動を続けています。
現在の活動は「北海道本の世界子ども陶芸展(9月or10月開催)」「大人の音楽会(不定期)」
※風の村サマーアートキャンプは新型コロナ感染症収束後に再開予定です。
2000年より、風の村では子ども達に「自然、芸術、モノづくり」の感覚を高めていってほしいと児童対象でサマーアートキャンプの開催をはじめました。
サマーアートキャンプは、
♦毎年30名前後の子ども達が参加し、
♦2泊3日で風の村のキャンプ場でテントをはり、
♦農業体験や陶芸体験、音楽鑑賞などを経験します。
また、木工作家、金属作家、羊毛作家など「その道のモノづくりで生計を立てている人」に来ていただき、子ども達に体験授業として技の指導をしてもらいます。
自然と生きる知恵や技を吸収し、作家の技を見学するだけでなく自分で触れて「体感する心」をもってほしい。生きる学びは体の感性を研ぎ澄ますことからくる、という考えのもと社会貢献事業として続けています。
自然の中で生活したあの時間は、本当に良い思い出です。
当時、初対面の子と友だちになることが少し苦手でしたが、外でご飯を食べたり陶芸をしたりするうちに自分の思っていることを抵抗なく表現でき心をひらいて、一緒に参加した子と友達になれました。
採れたてのトマトの丸かじりなんてしたことなかったけど、すごくおいしかったし、野菜が好きになりました。
ぬくもりある陶器を食事の時に選ぶのも好きでした。白い陶器が大好きでした。ハンダゴテを使ってのモノづくりなど子どもながらにドキドキした体験がたくさんありました。
最近、当時の録画をみなおしてみたら、たくさんの大人が気を配ってひとりひとりを尊重してくれていたのだと感動しました。あの頃の記憶はあいまいになっている部分もありますが、夜にきいた演奏会で感動したことは覚えていて、大人になってからもあの時に効いた音をたどるようなものを探して集めたり、今の私につながるものが残っていると思います。
本当にすべてが最高にたのしく、いつまでも心に残るかけがえのない時間でした。
まどか
サマーキャンプはぜんぶたのしかったです。でも1番楽しかったのがあります。
それは金ぞくせい作です。なぜなら、たたいたら、つぶれて、どんどんたたいたらお皿の形になるし、字をかくはんこみたいなのをとんかちでたたくと字がでてきて面しろかったです。そのおさらにキャンディーやビスケットをのせたいです。
りか
はじめてあった人との3日かんでした。どきどきわくわくとふあんのきもちといっしょに「やるき」まででてきました。
とうげいはものすごくかわいくたのしいかんじでやりました。
きんぞくせいさくをやったよ。はっぱのかたちをしたのをやったよ。こんちゅうさいしゅうあしがもうあるけなかったよ。
だけどハンバーグをたべたら元気になって、ずぼんもつよくなったようなきもしました!
よるおんがくのえんそうねむったけどとてもいいきょくでじょうずだったよ。おふろは4つあったよシャワーはつかいづらかったけどきもちよかった!
あさねむすぎてみんなにおこされたけどミルクがおいしかったよ!ひつじのゆびにんぎょうはかわいくできたよ!けがりも楽しかった。サンタ、ラムとはなれるのはかなしいけど思い出めぐりに毎月1かいでもきたい!また来年もきたいです。
あいり
【 一日目 】
8:30 | 集合・オリエンテーション |
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9:00 | テントを張る、キャンプの準備 |
11:30 | 昼食準備 昼食は石窯でピザを焼いて食べよう! |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 陶芸制作 本の世界子ども陶芸展入選を目指そう |
16:00 | 農作業体験 じゃがいも掘りなど |
17:00 | 夕食 カレーライス |
18:30 | 音楽会 |
20:00 | キャンプファイア |
22:00 | 就寝 |
【 二日目 】
6:00 | 起床 |
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6:30 | 朝食 ご飯、ベーコン、卵焼きなど |
8:00 | バス出発 |
9:30 | 北進の森に到着 |
10:30 | 昼食づくり 森遊び |
12:30 | 昼食 |
13:00 | キコリ体験、森遊びなど |
15:30 | つるの湯温泉 |
17:00 | 夕食づくり バーベキュー |
19:00 | 風の村へ出発 |
22:00 | 就寝 |
【 三日目 】
6:00 | 起床、周辺散策 |
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7:30 | 朝食 |
8:30 | バッグ草木染め体験 |
11:30 | 江別小麦めんの流しラーメン準備 |
12:30 | 昼食 流しラーメン |
14:00 | テントの片づけ、感想文など |
♦札幌市立大学 矢部和夫教授(講師参加)
♦旭川ガス 江別支社(テント、キャンプ用品貸し出し)
♦(有)オフィスアン 代表取締役 鈴木秀利(食料提供)
♦札幌交響楽団(音楽会担当)
♦(株)菊水 代表取締役 杉野邦彦(流しラーメン提供)
♦米村牧場(牛乳提供)
♦(有)ノースライブコーヒー 小笠原均(食品提供)
♦(有)トンデンファーム(食品提供)
2016年、NPO風の村学舎がクラウドファンディングにて地域によびかけ、はじめた「本の世界を子どもが陶芸で表現する」全国唯一のコンテスト式陶芸展です。
初回から160点を超え、2019年第3回までには、道内では札幌近郊だけでなく、東川町、剣淵町などからの参加があり、函館、神奈川、岩手、神戸など本州からの参加者も増えてきました。
アトリエ陶では幼稚園や児童、学生への陶芸教室を営んできましたが、昨今の子どもたちの想像力の欠落を著しく感じ、楽しく創造性のある活動を広めたい、子どもたちが少しでも作りやすいように、と「本の世界」という親しみやすい題材にテーマを絞りました。
結果として、「本の世界」という子どもの得意な分野にしたところ、予想を超えて子どもたちは想像力を限界まで表現した作品を続々とつくりはじめたのです。
作品たちは、子どもが心から大事にした世界観や挑戦力などがありありと表現され、大人が見ても心をうたれるものばかりでした。
子どもが大事にしているものは、知識や技術、科学的思考だけではなく夢いっぱい、想像力いっぱいの世界観です。この世界観は科学的知識や論理、情報がおよばない危機的場面に遭遇したとき、「勇気」や「優しさ」や「元気」などのみえない力となって私たちを支えてくれるものだと強く感じます。
子どもたちにはどんな社会になっても、何があっても元気に前向きに勇気をもって生きてほしい。
それには自分の心を自由いっぱいに育てる時間や機会、環境が必要だと思います。
みえる知識にうもれ、ふりまわされる今だからこそ視えない力を育てる教育を、創造と身体を駆使する陶芸で表現する機会をつくりつづけたいと願っています。
● 5月:参加者募集開始
● 8月31日:出品者締め切り
● 9月:審査会
● 10月:陶芸展表彰式開催
● 10月~11月:陶芸展巡回展(東川町 剣淵町)
● 北海道芸術デザイン専門学校
● アトリエ陶
● はこだて工芸舎
● 東川町複合交流施設せんとぴゅあⅡ
● 工房うつわや
● 剣淵絵本の館
● 株式会社 菊水
● 北日本重機㈱
● 手島圭三郎(絵本作家 版画家)
● 一般財団法人北海道歴史文化財団
● ナラ工業㈱
● よこた歯科医院
四季にあわせて、不定期ですが札幌交響楽団弦楽四重奏の方のコンサートをひらいています。
コンサートホールで聞くよりも近い距離で、交響楽団の方々の音楽をたっぷりと楽しめます。
風の村学舎ではイベント参加者を募集しています!
自然・農業・工芸の場がつくる風の村では、とくにモノづくり・芸術の源になる「情の教育」を大事にしています。工芸作家や農場のある環境で情操教育に力をいれてみませんか。
知性と意志をつなぐ、情操教育は子どもに大事なものです。
ぜひ陶芸展やキャンプに参加してみませんか?
風の村はキャンプ場、薬を使用していない農場、陶芸工房などがあり、子どもの情操教育の場・大人の研修の場として活動しています。
キャンプ場を借りて、焼き芋大会をしたい、(婚活の会社団体や学童などが借りた実績もあり)陶芸体験をしてみたい、畑を借りてみたいなどの申し出をお受けします。
… 詳細 …
♦ 畑(5月~10月)
広さ:100㎡ 施設:水くみ場有、駐車場有 料金:¥22,000
♦ 収穫体験(ジャガイモ:7~9月上旬)
料金:¥1,100/人 内容:お持ち帰り1㎏ ※団体のみとなっております。
♦ 陶芸体験
料金:¥3,600/人 内容:粘土1㎏、指導付です。
♦ キャンプ場利用
詳細についてはお問い合わせ下さい。